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パターンで見る選挙:(有権者の行動パターンを観察してみよう:)年代別有権者のYouTube等動画共有サイトの利用状況

 

立候補者の日常活動や選挙運動の様子を伝える手段としてYOUTUBE等の動画投稿サイトを利用するかたが増えています。

 

今回は利用されることが多くなったYOUTUBE等の動画投稿等について見ていきます。

 

どのような人が動画投稿サイトを利用しているのかを知り、投稿動画作成にお役立てください。

 

まず、動画投稿サイトを利用しているかたはどのような年齢層が多いのかについて検討してみます。

 

平成30年版 情報通信白書にはインターネットで利用した機能・サービスを年代別にみたグラフが掲載されています。

 

図1_年代別利用状況_インターネットサービス

図1_年代別利用状況_インターネットサービス


*
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142120.html

 

さらに動画共有サイトに絞った調査結果も総務省から発表されています。

 

情報通信白書(平成28年)内にインターネット動画サービス利用経験という調査結果がそれにあたります。

 

図2_インターネット動画サービスの利用経験

図2_インターネット動画サービスの利用経験


http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc132230.html

 

 

この調査結果を見ると20〜40代にかけて動画投稿サイト利用者が多い傾向にあることがわかります。

 

生まれたときから動画投稿サイトがあった年代がこれからますますふえ、インターネット利用時間が年々伸びている傾向があることを考えるとこの動画投稿サイト利用割合も今後変化することが予想されます。

 

これらの動向を踏まえ、今後のインターネット選挙運動等を検討しても良いかもしれません。

 

動画共有サイトを利用する年齢層がわかったところで、次にこれら動画サービスを利用する各年齢層が選挙で投票する際に考慮することを考えてみます。

 

各年代の有権者層に対してどのような内容をを届ければよいのかのヒントになるはずです。

 

それでは選挙の際に各年齢層が考慮する内容について調査した結果を見てみましょう。

 

衆議院・参議院選挙で有権者が投票する際に考慮する内容について公益財団法人明るい選挙推進協会が調査した結果を表にまとめたものが下記になります。

図3_投票する際に考慮すること 第48回衆院選

図3_投票する際に考慮すること 第48回衆院選

 

図4_投票する際に考慮する内容_第24回参院選

図4_投票する際に考慮する内容_第24回参院選

 

 

調査結果を見ても各年代別に選挙で投票するに際して考慮する内容が異なることがわかります。

 

この調査結果はど年代別にのような動画内容を作成するかを考える際にヒントとなる調査結果です。

 

より詳細なデータについては第8回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が投票する際に考慮する内容を参考にしてください。

 

有権者の各年齢層がどのようなことが気になっているのかを考え、それら有権者が気になることに対して動画で発信していく。
この作業を繰り返していくことが閲覧者獲得方法のひとつかもしれません。

 

動画投稿サイトを活用しているかたはご自身の動画を閲覧している人がどのような年齢層等であるかを把握していると思いますが、
これらの調査結果とご自身の動画閲覧者との相違を意識することで新たな閲覧者を開拓するヒントが隠されていそうです。

 

また、動画を作成する際には情報の正確性、信頼性を確保する必要があります。

 

特に動画閲覧者の年齢層が高くなればなるほど情報の信頼性を重視する傾向があります。

図5_情報拡散の基準(年代別)

図5_情報拡散の基準(年代別)

 

 

年齢が高い層は有権者数も多いので情報の正確性には特に配慮する必要があります。

 

この点については第22回 SNSで拡散されやすい情報はどのようなものか?を参考になさってください。

 

今回は今後利用者数が増加すると見込まれる動画共有サイトの利用者動向と、
選挙に関連してどのような動画を作成すればいいのか?を考えるヒントとなる調査結果について見てきました。

 

次回は候補者がウェブサイトをリニューアルする際に役立つ情報について見ていきます。

 

 

【パターンで見る選挙の過去記事もご活用ください】
第01回_選挙時における有権者の投票行動パターン_地域別投票率
第02回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齡性別投票率
第03回_選挙時における有権者の投票行動パターン_期日前投票利用率
第04回_選挙時における有権者の投票行動パターン_投票決定時期
第05回_選挙時における有権者の投票行動パターン_政党別得意な地域
第06回_選挙当選者のパターン_統一地方選挙_新人候補者の当選率
第07回_選挙時における有権者の投票行動パターン_インターネット選挙運動活用時間
第08回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が投票する際に考慮する内容
第09回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者のYouTube動画を見る割合
第10回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齢別有権者の各SNS利用割合
第11回_選挙当選者のパターン_参議院選挙_女性候補者の当選率
第12回_選挙時における有権者の投票行動パターン_無党派層の年齢構成と投票政党
第13回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年金問題に関する有権者の反応は?
第14回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者は政党重視なのか候補者重視なのか?
第15回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が支持政党を持たない理由
第16回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者がネット選挙運動で期待すること
第17回_選挙時における有権者の投票行動パターン_立候補者がSNSで情報発信する際に配慮すること
第18回_選挙時における有権者の投票行動パターン_インターネット上で有権者に信頼されるにはどうしたら良いのか?
第19回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が選挙で役立ったと感じた媒体は何?
第20回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者がネット炎上を知る手段
第21回_選挙時における有権者の投票行動パターン_SNSから実際に会うことの効果について
第22回_選挙時における有権者の投票行動パターン_SNSで拡散されやすい情報は何なのか?
第23回_選挙時における有権者の投票行動パターン_政党別・都道府県別・国政選挙得票率の推移について

 

 

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

この記事を書いた人

渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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