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パターンで見る選挙:(有権者の行動パターンを観察してみよう:立候補者がSNSで情報発信する際に配慮すること)

2019年4月に統一地方選挙、7月に参院選が執行されました。

 

インターネットを活用した選挙運動も普通の風景になりましたが,
その一方、選挙前の候補者等の発言が選挙に大きな影響を与えたのではと思えた事例も多くありました。

 

選挙以外でもたった一言で、さまざまな相手方に対して、
長い期間にわたり積み上げてきた信頼を失ってしまうということもあります。

 

そこで今回はSNS等で情報発信する際に配慮することについて触れてみたいと思います。

 

企業、官公庁等ではSNS等に投稿するに際して、
何らかのルールを定め、そのルールに基づき情報発信がなされています。

 

例えば、選挙に関係する省庁として総務省ではSNSの運用ルールとして、
下記7項目が掲載されています。

 

総務省公式SNS(Twitter及びFacebook)運用方針*1
*1 http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/policy/snspolicy.html

 

1 目的
2 基本方針
3 運用方法
4 免責事項
5 利用者による書き込みの削除等
6 著作権について
7 運用方針の周知・変更等

 

 

総務省のようなルールではないけれども、 
選挙候補者でもSNS等へ投稿するに際してのルールを、
個人として定めているかたもおられると思います。

 

気軽に情報発信できるのがSNS等の特徴です。

 

その一方で投稿した内容が削除しにくい等の特徴もあるので、
SNS利用には一定のルールを定めておいたほうが、選挙を予定しているかたは良いと思います。

 

複数人でアカウントを運用しているなら、運用者同士の考えかたを共有するためにも、
何らかのルールがあったほうが良いでしょう。

 

では、どんなことに配慮してルールを定めれば良いのでしょうか?

 

参考になる基準というものを探すのに苦労すると思いますが、
総務省にとても参考になる資料が発表されています。

 

それが総務省人事恩給局が平成25年6月に発表した、
国家公務員のソーシャルメディアの私的利用にあたっての留意点*2です。

 

 

図1_表紙_総務省_国家公務員のソーシャルメディアの私的利用にあたっての留意点

 

*2 http://www.soumu.go.jp/main_content/000235662.pdf

 

 この資料には、

 

 .ソーシャルメディアの特性
 .ソーシャルメディアを私的利用するにあたっての留意点等

 

が記載されています。

 

この資料のソーシャルメディア私的利用するにあたっての留意点など、
SNS投稿ルールを作成する際に役立つ情報だと思います。

 

 例えば、

 

 【事前対策として】
 .情報発信する前には、投稿内容を事前に確認する
 .思想信条、宗教等の話題を投稿する場合には慎重な発信を心がける
 .個人情報、肖像、プライバシーに関する内容の発信は事前に関係者の同意を得ておく
 .事実に反する情報、単なる噂の拡散への加担は慎む
 .裏付けを得ていない情報発信は慎む

 

 【事後対策として】
 .誹謗中傷、不当な批判の発信を受けた場合でも感情的に対応しない
 .返答等はソーシャルメディア上での応答にこだわらない

 

 【管理面として】
 .パスワード管理
 .位置情報の確認
 .通信端末、パソコンのウィルスチェックを行う

 

等々、事前・事後対策、ウィルスチェック等の設備面の対策等がまとまっています。

 

すでに投稿ルールをつくっているかたでしたら、
この資料を参考にし、活かせる部分があれば投稿ルールの見直し。

 

投稿ルールをこれから作成する人であれば、これらのルールを真似するところから始めても良いかもしれません。

 

図2_SNS運用基準

 

SNSは便利な道具ですが、一瞬にして人からの信頼をなくす道具でもあります。

 

面と向かっては言えないような内容等、SNSでは書き込んでしまうようなことを避けるためにも、
投稿ルールを作成してはいかがでしょうか?

 

今回はSNSで情報発信する際に配慮することについて見てきました。
次回はオンライン上で信頼されるにはどうすればよいのかについて見ていきます。
 

 

 

 

【パターンで見る選挙の過去記事もご活用ください】
第01回_選挙時における有権者の投票行動パターン_地域別投票率
第02回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齡性別投票率
第03回_選挙時における有権者の投票行動パターン_期日前投票利用率
第04回_選挙時における有権者の投票行動パターン_投票決定時期
第05回_選挙時における有権者の投票行動パターン_政党別得意な地域
第06回_選挙当選者のパターン_統一地方選挙_新人候補者の当選率
第07回_選挙時における有権者の投票行動パターン_インターネット選挙運動活用時間
第08回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が投票する際に考慮する内容
第09回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者のYouTube動画を見る割合
第10回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齢別有権者の各SNS利用割合
第11回_選挙当選者のパターン_参議院選挙_女性候補者の当選率

第12回_選挙時における有権者の投票行動パターン_無党派層の年齢構成と投票政党
第13回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年金問題に関する有権者の反応は?
第14回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者は政党重視なのか候補者重視なのか?
第15回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が支持政党を持たない理由
第16回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者がネット選挙運動で期待すること

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

この記事を書いた人

渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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