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パターンで見る選挙:(有権者の行動パターンを観察してみよう:有権者がネット選挙運動で期待すること)

 

インターネット選挙運動が可能となった2013年参議院選挙から6年経過し、
インターネットを活用した選挙運動は当たり前のものになりました。

 

候補者にとってはSNS等で情報発信がしやすくなった一方、
情報の受け手である有権者等は、候補者が発信した情報内容について吟味する機会も増えました。

 

インターネット利用が普通になればなるほど、
候補者等が過去に投稿した内容等が、事実に基づいているものなのか検討しやすくなっています。

 

また、地方議会議員の議会での発言内容について疑問点を感じる有権者がTwitter上で、
質問するということも行われてきています。

 

このように議会や選挙活動でも利用されることが多くなった、SNS等のインターネットツールですが、
有権者はインターネット選挙運動にどのようなことを期待しているのかについて、
今回は、総務省の調査結果からみていきます。

 

調査自体は

 

2013年7月26日から27日、調査主体が朝日新聞、
2014年1月20日から24日、調査主体が公益財団法人明るい選挙推進協会が実施したものです。

 

調査時期が古いものですが、6年近く経過した現段階でも大いに参考になる調査結果です。

 

これら調査結果をグラフ化したものが下記になります。

 

図1_有権者が今後ネット選挙運動で求めること

図1_有権者が今後ネット選挙運動で求めること

 

 

これら調査結果を見ると、インターネット選挙運動で有権者が期待していることは、
候補者や政党が抱える政策をわかりやすく伝える、政策の違いをわかりやすく伝えるというのが上位に来ていることがわかります。

 

この調査結果の上位に来ている内容は、政党の主張がよくわからないという、
有権者が支持政党を持たない理由と重なっているようにも見えます。

 

政党等の主張をわかりやすく伝えることができれば、
無党派層と呼ばれる有権者からの票の呼び込みも期待できそうです。

 

図2_支持政党を持たない理由_複数年_仙台市選挙管理委員会

図2_支持政党を持たない理由_複数年_仙台市選挙管理委員会

 

インターネットを活用した選挙運動、活動報告等では、強い表現、
TV番組等を真似た動画、クイズ形式等の投稿をして有権者の耳目を集める手法もあります。

 

それらの手法は、
有権者の目に留まるきっかけとして必要な部分なのかもしれません。

 

しかし、これらの調査結果を見ると、有権者が候補者に求めているのは、
政党、候補者が持つ政策、主張をいかにわかりやすく伝えてくれることであると思われます。

 

投稿内容をわかりやすく伝えるためには、どのような根拠に基づいて投稿しているのかという正確な知識、
投稿順序の組み立て、情報を受ける人が理解しやすい表現方法、等々のなんらかのルールを事前に作成しておくと役立ちます。

 

選挙を予定されているかたは、現在どのようなルールに基づいてSNS投稿をしていますでしょうか。

 

ご自身の投稿ルールがなければ、これら有権者が望む内容を取り入れながら投稿ルールを作成する。

 

すでに投稿ルールをお持ちであれば、これら調査結果から活かせる部分があれば、
投稿ルールの見直し等をしてみてはいかがでしょうか。 

 

インターネットを利用する年齢層、利用時間等については過去記事をご覧ください。 

 

今回は有権者がネット選挙運動で求めることについてみてきました。
次回は、SNS等で情報発信する際に配慮する点についてふれていきたいと思います。

 

 

【パターンで見る選挙の過去記事もご活用ください】
第01回_選挙時における有権者の投票行動パターン_地域別投票率
第02回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齡性別投票率
第03回_選挙時における有権者の投票行動パターン_期日前投票利用率
第04回_選挙時における有権者の投票行動パターン_投票決定時期
第05回_選挙時における有権者の投票行動パターン_政党別得意な地域
第06回_選挙当選者のパターン_統一地方選挙_新人候補者の当選率
第07回_選挙時における有権者の投票行動パターン_インターネット選挙運動活用時間
第08回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が投票する際に考慮する内容
第09回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者のYouTube動画を見る割合
第10回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齢別有権者の各SNS利用割合
第11回_選挙当選者のパターン_参議院選挙_女性候補者の当選率

第12回_選挙時における有権者の投票行動パターン_無党派層の年齢構成と投票政党
第13回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年金問題に関する有権者の反応は?
第14回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者は政党重視なのか候補者重視なのか?
第15回_選挙時における有権者の投票行動パターン_有権者が支持政党を持たない理由

 

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

この記事を書いた人

渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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