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パターンで見る選挙:(有権者の行動パターンを観察してみよう:インターネット選挙運動の利用状況)

平成25年の第23回参院選挙からインターネットを活用した選挙運動が可能になり、
平成31年2月現在において、国政選挙、地方選挙を問わず、
選挙運動にインターネットを活用することは特別なことではなくなりました。

 

また、総務省の各種資料を見ると、インターネット接続時間は年々長くなる傾向にあります。

 

図1_年代別情報通信機器利用割合

図1_年代別情報通信機器利用割合

 

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/image/n5205010.pngより

 

10代,20代に限ってみれば、リアルタイムでテレビ視聴する時間よりも、ネット利用時間のほうが長いという傾向が出ています。

 

また、年代別に携帯電話、ソーシャルメディア、メール等の利用時間を見てみると、
10代、20代はソーシャルメディアに利用に多くの時間を使っていることがわかります。

 

図2_年代別ソーシャルメディア利用時間

図2_年代別ソーシャルメディア利用時間

 

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/image/n5205040.pngより

 

このように、人々のインターネット利用時間は長くなる傾向にありますが、
有権者は選挙時に政党、候補者のインターネット選挙運動をどの程度活用しているのでしょうか?

 

今回は有権者のインターネット選挙運動の活用状況についてみていきます。
下記グラフを御覧ください。

 

図3_第24回参院選_ネット選挙運動利用の有無

図3_第24回参院選_ネット選挙運動利用の有無

 

全体で見ればインターネット上の選挙運動を利用したと回答する割合は24.5%ほどで、
利用していない人のほうが多いという傾向は第23回参議院選挙から続いていることがわかります、

 

ただ、少しづつではありますがインターネット選挙運動を利用していると回答する人が増加傾向にあることはわかります。

 

次に、年代別で見ていくと年齢層が若いほどインターネット選挙運動を利用したと回答する割合が多いことがわかります。

 

平成28年参院選での調査結果なので、平成31年の現在ではインターネット上の選挙運動を利用する人の割合はこの調査時点よりは、
増加しているものと考えられます。

 

ちなみに、平成29年第48回衆院選の調査結果をグラフ化するとの下記のようになります。

 

図4_第48回衆院選_ネット選挙運動利用の有無

図4_第48回衆院選_ネット選挙運動利用の有無

 

では、インターネット選挙運動を利用したと回答した人が、
どのような情報を見たのかについて見てみると下記グラフのようになります。

 

図5_第24回参院選_ネット選挙運動利用内容

図5_第24回参院選_ネット選挙運動利用内容

 

最も多いのがニュースサイトや選挙情報サイトを見たというものです。

 

続いて、政党や候補者のHP・ブログ・SNSを見たというものが続きます。

 

また、動画共有サイトで選挙関連の動画を見た人の割合も多い傾向にあります。

 

自ら積極的に政党や候補者に関する情報を見ようとする人の場合と、
日常的に接しているニュースサイトに掲載された内容が選挙に関する情報であったという場合がありそうです。

 

自らウェブサイト、ブログ、動画投稿をなされている候補者等は、
各種ウェブ閲覧者調査ツール等で、ご自身の視聴者層を把握していると思います。

 

ご自身の閲覧者層とこれらの調査結果を組み合わせて読み解くことで、
インターネット選挙運動をどのように展開してくかを考える資料となります。

 

もし、候補者ご自身の視聴者層の把握がこれからであるというかたは、
ご自身の閲覧者層を調べてみてください。

 

そのあとで、選挙運動の中でインターネット選挙運動に振り分ける、
時間、予算について検討することをおすすめします。

 

国政選挙、地方選挙問わず選挙費用で大きな割合を占めるのは、印刷費、広告費です。

 

選挙運動費用のうち、印刷費が約40%から60%、広告費が5%から10%程度に落ち着くことが多いようです。

 

印刷費、広告費をどのように配分すれば、より多くの有権者へ候補者自身の情報が届くのか?等を
十分検討する材料として、これらの利用をご活用ください。

 

今回は、有権者がインターネット選挙運動をどの程度、
どのような内容について活用しているのかについて見てきました。

 

 

【パターンで見る選挙の過去記事もご活用ください】
第01回_選挙時における有権者の投票行動パターン_地域別投票率
第02回_選挙時における有権者の投票行動パターン_年齡性別投票率
第03回_選挙時における有権者の投票行動パターン_期日前投票利用率
第04回_選挙時における有権者の投票行動パターン_投票決定時期
第05回_選挙時における有権者の投票行動パターン_政党別得意な地域
第06回_選挙当選者のパターン_統一地方選挙_新人候補者の当選率

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

この記事を書いた人

渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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