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【参院選直前!】各党の得票率はどのように推移しているのか?

2016年参議院選挙が直前まで迫っています。
各政党とも候補者が決まり、
各種活動も活発化してきています。

 

今回は第18回参議院選挙、1998年(平成10年)から、第23回参議院選挙、2013年(平成23年)まで、
各政党の比例区の得票率がどのように変化してきたのかをグラフ化をしました。
各政党の得票率がどのように変化して来たのかを見ることで、
7月に執行予定の参議院議員選挙の傾向を探るヒントが隠れているかもしれません。

 

今回利用するデータは平成25年7月21日執行
参議院議員通常選挙結果調 総務省自治行政局選挙部からです。 

 

まずは比例区

 

比例区について政党ごとにグラフ化をしたものが下記になります。

 

比例社民党

 

まず、社会民主党から見てみます。
社会民主党は比例区得票率が年々低下傾向にあることがわかります。

 

最も得票率が高かったのが第18回参議院選挙で 7.79%。
最も得票率が低かったのが第23回参議院選挙で、2.36%。
最も得票率が高かった時と比較をすると、
約5ポイントほど得票率が低下しているのがわかります。
また、年々得票率が低下傾向であることがわかります。

 

次に、日本共産党についてです。

 

比例共産党

 

最も得票率が高かったのが第18回参議院選挙で14.6%。
最も得票率が低かったのが第22回参議院選挙で6.1%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
約8ポイントほどです。
第22回から第23回にかけて得票率が上昇していることがわかります。
公明党とともに得票率の変動が少ない政党です。

 

続いて、公明党の得票率を見ていきます。

 

比例公明党

 

最も得票率が高かったのが第20回参議院選挙で 15.41%。
最も得票率が低かったのが第21回参議院選挙で 13.2%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
約2ポイントです。
得票率の変化が最も小さい政党が公明党であることがわかります。

 

続いて、民主党の得票率を見ていきます。

 

比例民主党

 

 

最も得票率の高かったのが第21回参議院選挙で 39.5%。
最も得票率の低かったのが第23回参議院選挙で 13.4%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
約26ポイントほどになっています。
民主党が最も得票率の変動が大きな政党であったことがわかります。
第21回参議院選挙以降得票率が低下傾向にあることがわかります。

 

最後に、自由民主党について見ていきます。

 

比例自由民主党

 

最も得票率が高かったのが、第19回参議院選挙で 38.57%。
最も得票率が低かったのが、第22回参議院選挙で 24.07%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
約14ポイントほどになっています。
第22回、第23回参議院選挙と得票率を伸ばしているのがわかります。

 

続いて、選挙区

 

続いて、選挙区選挙における各政党の得票率の推移を見ていきます。

 

選挙区社民党

 

 

こちらのグラフを見ても社会民主党の得票率が、
全体的に低下傾向にあることがわかります。

 

次に、日本共産党について見ると、

 

選挙区共産党

 

 

最も得票率が高かったのが第18回参議院選挙で 15.56%。
最も得票率が低かったのが第22回第参議院選挙で 7.29%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
約8ポイントほどです。
直近2回の選挙において得票率が上昇していることがわかります。

 

続いて公明党の得票率を見ます。

 

選挙区公明党

 

最も得票率が高かったのが第19回参議院選挙で 6.38%。
最も得票率が低かったのが第18回第参議院選挙で 3.3%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
約3ポイントです。

 

次いで、民主党について見ていきます。

 

選挙区民主党

 

最も得票率が高かったのが第21回参議院選挙で40.5%。
最も得票率が低かったのが第18回参議院選挙で16.29%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
24ポイントほどです。
前回第23回参議院選挙時の得票率は16.29%ですが、
これは第18回参議院選挙時とほぼ同様であることがわかります。

 

最後に自由民主党について見ます。

 

選挙区自由民主党

 

最も得票率が高かったのが前回第23回参議院選挙で42.74%。
最も低かったのが第18回参議院選挙で30.45%。
最も得票率の高かった時と、最も得票率の低かった時の差が、
12ポイントほどです。
前回の参議院選挙時に得票率が最も高いことがわかりますが、
この得票率は小泉内閣時の第19回参議院選挙時の41.01%とほぼ同じです。

このように各政党の得票率を見てきますと、
得票率の変動差が小さいのが公明党、日本共産党。
得票率が低下傾向にあるのが社会民主党です。

 

以上のように過去の選挙結果から、
政党別得票率の傾向を知った上で、
各種世論調査等を読み込んでいくと、
また違った目で選挙を見ることが出来るかもしれません。

 

なお、都道府県別得票率の変動については、
ブログ記事は
勝つ政治家ブログ2015/07/13
https://www.katsuseijika.com/blog/details.php?p=2449
をご参照ください。

 

また、47都道府県、1718自治体別の政党ごとの勢力図については下記サイトをご参照ください。
http://datastats-election.info

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

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渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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