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自民ネット公募「オープンエントリー」ファイナリスト決定!Facebookのいいね数と得票数が比例

自民党が、7月の参議院議員選挙に向けて公認候補を選ぶための「オープンエントリー」プロジェクト2016(以下、オープンエントリー2016)を実施。
その結果が5月11日に発表され、元「東京プリン」の歌手で現在は作家の「伊藤洋介」氏が比例代表候補予定者に選ばれました。

 

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『自由民主党はこれまでも、政治に志のある人材を集めるために公募を行ってきました。「オープンエントリー2016」では新たな試みとして、候補者の選考過程をオープンにし、有権者が候補者選びに参加できる仕組みの構築に挑戦します。』(自民党ホームページより)

とあるように、今回の「オープンエントリー」は自民党の初めてにして新たな試みでした。2016年参院選で被選挙権があり、自由民主党の基本理念に賛同する方であれば、誰でも応募が可能。4月にファイナリストに対するインターネット投票を実施して、得票数最上位のファイナリストから参院選比例代表候補予定者として、自民党選対本部で最終的な公認決定を行うというもの。

 

このオープンエントリー、何が新しかったのかというと、ネット投票できたのは自民党員だけでなく、事前登録で認められた「一般の方」も投票に参加できるという仕組み。 自民党員ではない人もネット投票ができる!ということで、各候補はネットを活用して多くの人からの支持を得ようと訴えました。

 

■当たり前だけど?!各候補のネット活用は3月から5月の間に増大

 

ファイナリストに選ばれた12名のファイナリストとして公式発表された3月から投票結果発表の5月までのネット活用状況の変化を見てみましょう。

 

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※FacebookはFacebookページのみを調査(個人アカウントは含みません)

 

ファイナリストとして発表された3月の段階ではネット活用においてばらつきが見えましたが、選挙期間ともいえる2ヶ月間でそれまで利用していなかったネットツールを開始したり、フォロワー数やいいね数が増加しているなど、ネット上での活動を活発化させていたことがわかります。

 

最終的に各候補者が利用したツールはTwitterとFacebookが最も多く、ついでホームページ、ブログ、YouTube、Instagram、ニコニコチャンネルとなっています。

 

ネット投票であるがゆえにネットで支援を促すことは当然の流れ。フォロワー数やいいね数を増やすべく、候補者はネットを駆使し、拡散を求めました。

 

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(写真:柳澤亜紀候補Facebookより)

 

しかし、上表から明らかなのは今回公認候補の座を得た伊藤洋介氏の圧倒的なフォロワー数・フォロワー数の多さです。既に3月の段階でTwitterとFacebookの両方で3,000人以上のフォロワーを有していました。

 

「ネットを制するものが自民党オープンエントリー2016を制す」 わかりやすい戦いではあったかもしれませんが、既に伊藤候補が優位だったことは一目瞭然です。

 

■Facebookページのいいね数と得票数が比例!Twitterのフォロワー数は関係なさそう?

 

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有効投票数が27,952票だったことしか発表されておらず、それぞれの具体的な得票数はわかりませんが、上位5名のネット活用状況を見たところ、Facebookページのいいね数が得票数に関係していたことが見て取れます。

 

ネットでの得票数上位5位の候補者は、Facebookのいいね数ランキングでも上位6位にランクインしているからです。順位は前後していますが、Facebookページのいいね数が実際に投票したネット支持者と繋がっている可能性は高いといえるでしょう。

 

一方で、Twitterのフォロワー数と得票には関係性があまり見られません。6位までのランキングのうち、半分の3名が実際の得票で上位5位に入ることができていなかったからです。特に、生田候補はTwitterフォロワー数は4000を超えて圧倒的な1位であるにもかかわらず、得票では5位内に入ることもできませんでした。

 

ネット上での支持数をフォロワー数から予測する場合は、TwitterよりもFacebookの方が反映される傾向にあるようです。

 

■自民党の期待に反して盛り上がらなかった 事前登録が面倒?登録は簡単だったと伝える都議も。

 

オープンエントリー2016プロジェクトの中盤、4月11日の産経新聞「不振にあえぐ自民の参院選公募候補のネット投票 “低投票率”に本番でも落選レベル…」にありましたが、ネット投票は自民党の期待ほどは進まなかったようです。

 

最終有効投票総数は27,952票でしたが、平成25年の参院選では自民党比例代表の最下位当選は77,173票であったことから、オープンエントリーで1位の得票を得られた候補でも実際の当選は厳しいのではという予想も出ています。

 

また、産経新聞ではオープンエントリー不振の理由を「背景には候補者の知名度不足に加え、氏名、生年月日、住所、電話番号の登録が投票に必要で、個人情報の提供への抵抗感も影響しているようだ。」としていますが、2月10日の本ブログで、おときた駿・都議会議員寄稿の「地方議員だけど、無所属になったので自民党の「オープンエントリー」に投票者登録してみた」では、投票のための登録は他党のネットシステムと比較すると簡単だったと伝えています。

 

■与党のネット投票への挑戦は評価

 

投票のための事前登録項目に個人情報等があることから、投票したい気持ちはあっても登録までに至らなかったという人は少なからずいたかもしれません。一方、実際の選挙でのネット「投票」を期待する声もあるなかで、自民党が今回のようなシステムに挑戦したことは一定の評価が出来るのではないでしょうか。

 

今回のオープンエントリー2016で公認候補となった伊藤洋介氏の7月参院選でのネット選挙に要注目です。

この記事の著者

苅部 学
株式会社ジェイコス 取締役
苅部 学

大手不動産会社の営業を経て1999年Web制作会社へ入社。2005年にWebコンサルティングに特化したJCOSへ参画。取締役就任。業界歴10年の経験を活かし、大手メーカーを中心にWeb戦略をコンサルティングし顧客の業績アップを果たす。
現在は政治家専門のWebコンサルティング事業を展開し、様々な政治家へWeb戦略のアドバイスを行なっている。

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株式会社ジェイコス
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