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民主党+維新の党=民進党 生まれ変わりのネット運用をウォッチ

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(写真:民進党Facebookより)

 

合流そのものに加えてその新政党名や支持率等、いま話題の民進党ですが、2党が合流するにあたりネット対策はどうだったのでしょうか?
党のオフィシャルホームページ管理は基本ですが、その他のSNS対策もきちんと取られていたのかは気になるところ。新党名の決定が14日、その後、結党大会までの約2週間で一連の新党の基礎構築に追われた民進党。27日の結党前後の民進党(民主党・維新の党を含む)のネット運用の動きをウォッチしてみました。

 

■3月22日(結党5日前)民主も維新もネットは完全に「静」 新党結成どこ吹く風?

 

新党結党大会まで1週間を切った結党5日前の22日。
民主党(以下、民主)と維新の党(以下、維新)のホームページのトップがこちら。

 

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ギリギリまでは既存の党をアピールしたいのか、合流に向けての情報が目に入ってきません。FacebookやTwitterのSNSも同様で、民主・維新ともに主に開催中の国会対応についての報告に留まりました。
新党名決定の告知は民主党に掲載されているものの、民進党の詳細については両党とも発信していないので、これらのホームページをご覧になった方は「本当に27日に新党結成するのかな?」そんな思いに駆られた方もいたかもしれません。
この段階で、民進党のオフィシャルホームページやSNSはまだ公開されていませんでした。

 

■3月25日(結党2日前)民主が最後の時を噛み締める。

 

結党が2日後に迫った25日(金曜日)。
民主党公式ツイッターで、「#民主党 で最後のツイキャス!」という寂しげなツイートを発見。

 

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2015年6月から配信していた民主党アカウントによるツイキャス(撮影した動画を無料で生中継できるインターネット上のライブ配信サービス)が、3月25日、125回目を最後に配信終了となりました。

 

その他、民主ホームページと維新ホームページ・SNSでは22日と同様、国会報告に終始。新党結成で多忙だからと更新を怠ることはありませんでしたが、粛々たる各党の更新が意図する狙いがあったのかは気になるところ。
少なくともこの民主党のツイートによって民主党がなくなることは確認できました。

 

■結党大会当日 民進党は動いていた!オフィシャルHPで結党カウントダウンスタート

 

結党大会当日3月27日(日曜日)。
民進党のホームページ、Facebook、Twitter、YouTube、Instagramとネットツール勢揃いで運用開始です。
午前9時過ぎに民進党のホームページを訪問してみると、1秒ごとにカウントダウンが始まっており、なんだなんだと残り時間を計算してみると、結党大会が始まる1時が設定されていました。

 

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カウントダウン表示でホームページに訪れた人もちょっとしたお祝い気分になれる演出は面白いところ。

 

FacebookやツイッターのSNSは、最初の投稿の日付を見ると結党大会前日の26日までには運用が開始されていました。
ツイッターでは3月25日午後9時に「民進党公式アカウント、はじめます。」と初ツイート。

 

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Facebookでは3月26日午前8時に「民進党のFacebookページをはじめました。」と初投稿されました。

 

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いまや政治家でも運用を開始する人が増えてきているInstagramのアカウントも、民進党では準備済み。

 

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フォロワー25人、各写真のいいね数もわずか「2いいね」と寂しい数字となっていますが、フォロワー拡大はこれからでしょう。

 

■まとめ

既存の党のアカウント名称を変更するだけの対応はなく、全て民進党として真っ新のスタートとなりました。さすがに野党第一党の民進党。ホームページを含めたSNS等のネット対策は万全だったといえるのではないでしょうか。
結党直前までは新党のホームページやSNSもなく、また合流前の党からの新党に関する情報発信も活発ではありませんでしたが、水面下では新党のネット対策は用意周到でした。政党としても、それだけネットの重要度が高いと認識しているのでしょう。

 

12月には党名変更をした「日本のこころを大切にする党」のネット状況を追ったブログもお伝えしましたが、政党に関する改変が行われるとツールが多岐に渡るため、ネット管理はかなり大掛かりになってしまう時代です。
民進党のように規模の大きな政党ではネットを管理する人の確保もさほど難しくはないかもしれませんが、個人の政治家の方ですと重要だとわかってはいてもネット管理が後手になりがち。
今年の夏には参議院選挙が行われますが、衆議院選挙とのダブル選挙も取り沙汰されています。参議院選に出る予定の政治家の方にとどまらず、多くの政治家の方には早めのネット選挙対策をお勧めいたします。

この記事の著者

工藤裕一郎
株式会社ジェイコス
工藤 裕一郎

1992年、学生時代から政治に携わる。1998-2002年、国会議員の地元秘書。2003-2011年、地方議会議員(政令市)、ITとWebを ライフワークに議会内外で活動。2012-2014年、国会議員の会館秘書、選挙を含めたネット活動の責任者。2015年より現職。

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