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元NY市長ブルームバーグ氏大統領選出馬か。ネットの準備状況は?

昨年9月にクラウドファンディングで募金を募り、目標額に達したとして民主党から立候補を決めたハーバード大学法学部教授ラリー・レッシグ氏以来、新たな大統領選候補のニュースが飛び込んできました。

1月24日の朝日新聞が、元NY市長で世界有数の実業家、マイク・ブルームバーグ氏(73)が今年11月の大統領選に無所属候補で出馬を検討していることを複数の米メディアが相次いで報じた、と伝えたのです。

 

160129(Facebookプロフィール写真より)

 

■ブルームバーグ氏ってどんな人?

 

ブルームバーグ氏は、2001年9月11日の同時多発テロが起こった年に共和党から第108代ニューヨーク市長に選出され、2002年~2013年の3期12年に渡りニューヨーク市長を務めた経歴がありますが、何よりも自分の名を冠したメディア会社ブルームバーグ社で築き上げた4兆円超の資産を有する大資産家です。

 

最近では、ブルームバーグ社に最高経営責任者(CEO)として戻り、ブルームバーグニュースのトップ編集者を交代させるなど、73歳にして現役で活躍する一方、銃規制問題や女性の経済発展のために自らの莫大な資産を費やし、多大な政治的影響を与え続けています。(Forbesより一部引用)

 

ブルームバーグ氏は出馬について3月までに結論を出すとしていますが、今回は、大統領選出馬「検討」段階でのブルームバーグ氏のインターネット活用状況を見てみたいと思います。

 

 

■ブルームバーグ氏のホームページ 動きがあってスピーディ、極めつけは超見やすい!

 

まずはブルームバーグ氏のホームページを見てみます。
ドメインはその名も「マイクブルームバーグ.com」(当然英語です。)
さすがメディア会社で財を成したブルームバーグ氏。ホームページには動きがありながらも軽くてスピーディ、読み手にストレスを与えない非常に見やすいページになっています。

 

160129-2

 

特に、ABOUT MIKE(私について)のページは、生まれたときから始まり、時系列で軽くスクロールするだけで、人生のターニングポイントが写真と同時に目に入り込み、英語ネイティブではない我々も視覚だけでどんな経緯を辿ってきたかがわかる明瞭さ。
73年のブルームバーグ氏の人生を12のターニングポイントに絞り、嫌味なく経歴を伝えています。

 

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■ブルームバーグ氏が活用するSNSは6種類。

 

ではホームページ以外のメディアはどうでしょうか。
ブルームバーグ氏のホームページ下部に、「FOLLOW US」と書かれたツールが6種類も。

 

160129-4

 

1.LinkedIn(リンクトイン) ビジネスに特化したソーシャルネットワークサービス
2.YouTube(ユーチューブ) いわずと知れた無料動画サイト
3.Instagram(インスタグラム) 日本でもじわじわユーザーが増えつつある無料画像共有アプリケーションソフトウェア
4.google+(グーグルプラス)Googleのソーシャル・ネットワーキング・サービス
5.Twitter(ツイッター)140文字以内の短文の投稿を共有するウェブ上の情報サービス
6.Facebook(フェイスブック)インターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス

 

ビジネス界での活躍が最も長いブルームバーグ氏ならではか、LinkedInのアイコンが優先されているのが印象的。動画以外は、日々の活動を投稿するほぼ同様の内容ですが、インスタグラムには先日亡くなったミュージシャン、デビッド・ボウイと一緒に写った写真を載せるなど、個人的な思いを伝える場としても活用しているようです。

 

フォロワー数は、リンクトイン約53万人、ユーチューブ771人(ちょっと少なめ?)、インスタグラム約2万5,000人、グーグルプラス約50万人、ツイッター約120万人、フェイスブック約28万人となっています。最も多いフォロワーはツイッター上の120万人となっており、米国内ではツイッターの利用が最も気軽に行われているということでしょうか。

 

 

■ブルームバーグ氏出馬に対する周辺の反応

 

ブルームバーグ氏出馬の噂を知ったヒラリー氏のコメントは以下。
「彼は私のよき友人なの。私が読んだところでは、『私(ヒラリー)がもし指名されなければ、彼(ブルームバーグ)が出馬を検討する』というもの。だから、私が指名を獲得して彼を安心させましょう。彼が出馬しなくていいようにね。」NBC Newsより
既に民主党から6名、共和党に至っては17名もいる大統領選の候補者。
ヒラリー氏をもってしても、対抗馬が増えるのは歓迎ではないようです。

 

一方、『ビリオネア(大富豪)対決!』と称して、共和党指名候補を争う実業家ドナルド・トランプ氏とブルームバーグ氏の対決を面白おかしく取り上げるメディアも出ました。
1月25日付けのCNBCのニュースでは彼らの純資産を、トランプ氏約3.5ビリオンUSドル(410億円前後)、ブルームバーグ氏36ビリオン~42ビリオンUSドル(4兆円前後)と試算し、9人のトランプ氏=1人のブルームバーグ氏に相当する、と写真つきで紹介。桁違いの世界ですが、大富豪候補者として常に話題をさらってきたトランプ氏も資産では敵わない相手のようです。

 

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また、トランプ氏はテレビでブルームバーグ氏について「かつて彼と私は友人だったが、もはや友人ではないと思う。」と語りました。

 

 

■ブルームバーグVSクリントンVSトランプ フォロワー数対決!

 

現時点でのブルームバーグ氏やヒラリー・クリントン氏、ドナルド・トランプ氏のSNSフォロワー数比較は以下のとおり。

 

160129-6

(活用SNSは、それぞれの公式ホームページに「FOLLOW US」などと表示されているもの)
(カッコ内は活用SNS数)

 

出馬するしない以前に、既にブルームバーグ氏の活用SNS数はクリントン氏とトランプ氏よりも多い結果に。しかし、半年以上も先行く早期立候補者には、フォロワー数においてはまだまだ追いつかないようです。

 

 

■まとめ

 

大統領選の行われる2016年に入って新たな候補者の話題も増え、米大統領選にますます注目が集まるようになりました。
FacebookやTwitterを始め、いまや世界共通となったSNSの活用はアメリカ人で政治に関わる人なら基本中の基本。皆さんも、もし今利用しているSNSツールがあれば、1度大統領選候補者をフォローしてみても面白いかもしれません。
残り10ヶ月に迫った米大統領選のネット選挙の行方から目が離せません。

この記事の著者

工藤裕一郎
株式会社ジェイコス
工藤 裕一郎

1992年、学生時代から政治に携わる。1998-2002年、国会議員の地元秘書。2003-2011年、地方議会議員(政令市)、ITとWebを ライフワークに議会内外で活動。2012-2014年、国会議員の会館秘書、選挙を含めたネット活動の責任者。2015年より現職。

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株式会社ジェイコス

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