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【18歳選挙権】啓発や主権者教育、待ったなし

法改正にともない、選挙権が満20歳以上から満18歳に引き下げられことを受け、新たに投票の権利を得る若者の政治参加意識の向上に取り組むとともに、広く国民に周知を図ることが重要とされています。

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こうした状況を踏まえ、総務省は広報誌やホームページを利用した啓発などを行っていますが、そのほか各都道府県内や市区町村の選挙管理委員会や大学・高校・小中学校などの教育現場でも主権者教育に取り組んでいます。
今回は、来年夏の参議院議員選挙に向けて18歳選挙権の周知啓発に取り組む活動例をご紹介いたします。

 

(1)東洋大・白山キャンパス「模擬投票」 東洋大学・社会福祉学科のゼミの一環として、立地する文京区の区長選挙が行われていた同時期に学生たちに対して「区長選模擬投票」を実施。投票することの意義や、投票率が低迷している現状を説明した上、資料として実際に立候補した2人のポスターと経歴を配布、東京都選管から借りた投票箱を使って、学生たちが模擬投票をしました。
狙いは「情報を読み解き、自分で考えて選ぶ」という行為を体験することに加え、実際の選挙結果に関心をもってもらう」こと。
「今の日本で主権者教育は、子供だけでなく大人にも必要なのでは」と問題提起されています。

 

(2)都立大森高「模擬投票」 選挙の仕組みと意義を理解し、主権者としての心構えとスキルを身につけようと、都選管と大田区選管が都立大森高等学校と連携し、「主権者教育授業」を実施。
“大森区長”を選ぶ設定で、3年生の6クラス160名が、演説会で架空の候補者3名の空き地利用方法に関する主張を聞いたあと、グループワークを行い、1票を投じました。
校長は「生徒たちには今回の体験を通して、授業で学んだことを生かし、主権者として権利をしっかりと使ってもらいたい」と話しています。

 

(3)教員を対象に主権者教育研修会・講演会を開催 選管や教育委員会の主催で、中高生らへの「主権者教育」の充実をめざして、教員を対象にした研修会や講演会が開催されています。
現在、公表されているのは徳島・宮崎・茨城・長野の各県などです。 主権者教育のあり方や、子供たちが社会の様々な課題を解決する役割を担い、判断する力を身につけるための教育のあり方などを、指導者側が学ぶ機会となっています。
政治的な中立性の確保に不安を抱く教員も多いと言われています。選挙権年齢の引き下げで学校側の責任が増すなか、このような教育者向けの研修会などの充実もより一層重要となるでしょう。

 

文部科学省と総務省は連携協力して、年内中の配布予定で高校生向けの副教材を作成しました。
内容は選挙や投票の仕組みなどの「解説編」、参加実践型授業にそのまま使える「実践編」、公選法等の留意点を記載した「参考資料編」の3部構成となっており、高校1年~3年の全学年に配布されることになっています。
他にも、主権者教育及び若者の政治参加意識を促進する取り組みとして、総務省ではシンポジウム、ワークショップの開催、ポスター・リーフレットの作成などを予定しています。

 

18歳選挙権が初めて適用される来年夏の参院選に向けて、いかに若者の意識を取り込むことができるか、国をはじめとする、各選管や教育現場の今後の活動に注目が集まります。

この記事の著者

工藤裕一郎
株式会社ジェイコス
工藤 裕一郎

1992年、学生時代から政治に携わる。1998-2002年、国会議員の地元秘書。2003-2011年、地方議会議員(政令市)、ITとWebを ライフワークに議会内外で活動。2012-2014年、国会議員の会館秘書、選挙を含めたネット活動の責任者。2015年より現職。

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