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有権者の投票率向上等のために国はどの程度お金をつかっているのか?

まず最初に、国政選挙である衆議院選挙、参議院選挙の投票率をグラフ化したものが下記になります。

 

図1 衆議院選挙投票率

 

図2 参議院選挙投票率

 

衆議院選挙では平成24年に59.32%、
参議院選挙では平成25年に52.61%と、
投票率が60%を切っています。

 

このような投票率の低下傾向等を打開するために、
選挙啓発事業がこれまでも行われてきました。

 

これらの事業等にどの程度のお金が計上されてきたのかについて、
グラフ化したものがこちらになります。

 

図3 参議院選挙啓発費用

 

 

 

図4 衆議院選挙啓発費用

 

出所:
平成25年7月執行 参議院議員通常選挙結果調 臨時啓発費(予算額)*1より
平成24年12月執行 衆議院議員総選挙 最高裁判所裁判官国民審査結果調より*2
*1:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL02100104.do?gaid=GL02100102&tocd=00200236
*2:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL02100104.do?gaid=GL02100102&tocd=00200235

 

参議院議員通常選挙では第20回(平成16年7月)参議院議員選挙時に約11億円の予算額が用意され、
直近、第23回(平成25年7月)参議院議員選挙時に約4億5千万円が臨時啓発費として用意されました。

 

また、衆議院議員総選挙では第41回(平成8年10月)衆議院議員総選挙時に約13億円、
第46回(平成24年12月)衆議院議員総選挙時には約4億4千万円が臨時啓発費として用意されました。

 

このように投票率等を向上させるために、
衆参議員選挙ごとに多額のお金が使われています。

 

各種選挙の投票率が低下傾向にあることは、
各種報道等で目にしたり、
耳にしたりすることがあるので、
誰もがなんとなく知っていることと思います。

 

しかし、これら投票率の低下傾向に歯止めをかけるために、
各種施策にどの程度のお金がかかっているのかについては、
見聞きすることが、
ほとんどありません。

 

そこで、今回は投票率向上等のために、
どの程度の予算が組まれているのかについてグラフ化をしました。

 

みなさまのお住いの地域では、
各種選挙の投票率は何%程度でしょうか。
一度、各地方自治体の選挙管理委員会のホームページで確認してみてはいかがでしょうか?

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

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渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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