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こんなに投票用紙の誤発行?【選挙「管理」で問題となった例】その1

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選挙というと、投票率や当落の結果ばかりが話題になります。
しかし、投票率などのようにメディアに大きく取り上げられることはなくとも、選挙実施の裏側では、管理・執行する上でさまざまな問題事例が発生しています。
実際に起こった問題事例にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。
(事例は前回の衆院選・最高裁国民審査についての各都道府県選挙管理委員会の報告からまとめました)

 

(1)投票用紙の交付誤り(44件)
◯投票用紙を誤って2枚交付してしまった
◯A市の有権者が、A市から交付された不在者投票用紙を持参し、B市の当日投票所に来所した。B市の職員は誤って、持参したA市の不在者投票用の投票用紙でB市で投票させてしまった

 

(2)本人確認誤り(32件)
◯期日前投票によりすでに投票を済ませている有権者が、再度、期日前投票又は投票日当日に投票所に来所した際、投票用紙を誤って再び交付し、投票させてしまった
◯誤って選挙人名簿に登録されていない選挙人を受け付け、投票させてしまった。

 

(3)不在者投票運用誤り等(6件)
不在者投票を行う有権者に、誤って過去の衆院選の政党等の名称が記載された一覧表を送付してしまった

 

(4)投票開始時刻の遅延(4件)
投票日当日、選挙人名簿を管理している職員が寝坊等により投票所への到着が遅れたことや、投票箱の鍵とは別の鍵を誤って持参したこと等により、投票開始時刻が遅延した

 

(5)投票所入場券の記載誤りと誤発送(4件)
システムの更新漏れにより、登録が抹消されている転出者等に対し、投票所入場券を発送した。庁内の連絡不足により、公民権停止となっている者に誤って投票所入場券を発送した

 

(6)その他投票所入場券関係(2件)
投票所入場券の発送が遅れたため、問い合わせが殺到した

 

次回、その2に続きます。

この記事の著者

工藤裕一郎
株式会社ジェイコス
工藤 裕一郎

1992年、学生時代から政治に携わる。1998-2002年、国会議員の地元秘書。2003-2011年、地方議会議員(政令市)、ITとWebを ライフワークに議会内外で活動。2012-2014年、国会議員の会館秘書、選挙を含めたネット活動の責任者。2015年より現職。

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