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有権者の投票所に関する不満をグラフ化すると?

投票率の低下にはさまざまな要因があります。
そのうちの1つに有権者の投票所に対する不満があります。

 

有権者は投票所のどのような点について不満を持っているのでしょうか?
今回は有権者が投票所に対して持つ不満についてグラフ化をしました。

 

今回利用するデータは横浜市選挙管理委員会 第15回投票参加状況調査(平成25年8月25日執行 横浜市長選挙)*1からです。
*1 http://www.city.yokohama.lg.jp/senkyo/tosho/gaiyo/gaiyo15.html

 

まず、投票所などの施設に対する不満を持つ人は、全体で19.5%となっています。
約5分の1の人が投票所等に対して不満を持っています。

 

フ=ロク=図1

 

 

そして、投票所施設へどのような不満点を持っているのかを見てみます。
最も多いのが、投票所までの距離が遠い、次いで投票所の雰囲気が堅苦しい、駐車場が狭い・混んでいるという点です。

 

フ=ロク=図2

 

 

この調査結果を見ると、
投票所までの距離が遠いという不満は、
平成19年、23年、25年の各調査において上位に来ている不満です。

 

それでは、
投票所までの距離と、投票参加率の関係はどのようになっているでしょうか?
この点について、公益財団法人 明るい選挙推進協会が調査を行っています。
第46回衆議院議員総選挙の実態*2,第23回参議院議員通常選挙の実態*3の調査報告書の中に、
投票所までの時間と投票参加率という項目があります。

 

*2:http://www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2013/06/070seihon1.pdf
*3:http://www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2011/07/23sanin1.pdf

 

この調査結果をグラフ化したものが下記になります。

 

フ=ロク=図3

 

 

フ=ロク=図4

 

 

この2つのグラフを見ると、
投票所までの時間が5分未満ですと、投票に行った人の割合が多いことがわかります。
そして投票所までの時間かかるほど、投票に行かなかった人の割合が増えることがわかります。

 

 

さまざまな理由から、
投票所の数が少なくなっています。
その結果、投票所までの時間がかかるような有権者が多くなり、
投票する人の割合が少なくなるというのでは、
また問題です。

 

 

みなさまがお住いの地域では、
投票所までの時間はどのくらいかかりますか?
そして、投票所は何時から何時まで開いていますでしょうか?

この記事の著者

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント 代表社員
渡部秀成

1999年から公的機関、民間企業の大量テキストデータベース整備、検索システム構築、パテントマップ(特許情報)作成等、各国政治家発言、企業経営者発言、株式情報、有価証券報告書等のテキストマイニングに携わる。2011年東日本大震災時にTwitter上に書き込まれた200万件のツイート分析から風評被害対策の仕組みを体系化。
国内外の実験、論文等で明らかになっている、人の心理的・行動特性をベースにした多面的なソーシャルメディア分析を行い、現場で活用できるマニュアルに落としこむ作業まで行なっている。

この記事を書いた人

渡部 秀成

渡部 秀成
LLCつくばリスクマネジメント代表社員

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