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2015年統一地方選挙対応 ネット選挙を成功に導く7つのポイント解説 第3回

 

【ポイント2】信頼できる業者を選ぶ

インターネットの活用方針を決めたら、いよいよ業者選びです。選対の中にITに詳しい人がいる場合は任せても良いのですが、市長選挙や知事選挙などの首長選挙できれば専門の業者に依頼することをお勧めします。

 

業者選びのポイントを具体的に3つ挙げます。

 

1つ目は「チームの一員になってくれるか」です。ネット選挙の解禁以来、IT業界などから様々な新規参入業者が増えています。陣営への売り込みも相次いでいるでしょう。「低価格」も大事ですが、最終的には「本当に候補者の当選を願ってくれているかどうか」がポイントだと思います。候補者の強みや対立候補との違いを引き立て、有権者の共感を呼ぶようなキャンペーンをネット上で展開していくためには、技術やセンスだけではできません。一緒に選挙を闘っていくチームの一員として参加してもらえる業者を選びましょう。

 

2つ目は「緊急時の対応」です。ネット選挙解禁後に参入した業者の多くは、一般の案件と同じく週末をお休みにしていますが、選挙では土日が勝負期間なのは言うまでもありません。掲載内容の変更やサーバーダウン等の一大事があったとき、土日のために連絡が付かないようでは困ります。緊急時の対応を含めたサービス内容と料金も確認をしてみてください。

 

3つ目のポイントは、情報発信の核となるWebサイト(ホームページ)、ブログ、Facebook、Twitter、YouTubeといった各ツール同士の連携ができるかです。専門業者ならこの程度は基本中の基本と思うかもしれませんが、各ツールの連携や使い分けを理解し、選挙での活用を提案してくれる業者はなかなかいません。

 

 

【方法3】組織の中にインターネット部門を位置付ける

ネット選挙解禁前までは、候補者のホームページやFacebookの管理は、大半の陣営で広報担当者などのスタッフが行っていましたが、インターネットの重要性、専門性が年々高まっていますので、ネット選挙の担当部門を新たに選対の中に位置づけることをお勧めします。これは役割分担を明確にすることと、他の部署との連携をスムーズにするためです。

 

ネット担当部門の主な仕事は3つあります。

 

1つ目は、候補者のスケジュールに沿った段取り。一言でいうと「何をいつアップするか」を決め、すぐにアップできるよう準備をしておくことです。著名人の応援メッセージ動画は選挙前に収録する、街頭演説の日程の事前告知は何日前に行う、選挙期間中に何を発信するかを事前に決めて撮影などの手配をしておく、といったことが必要になります。スケジュールの重要性については次回掲載の【ポイント4】でも解説します。

 

2つ目は、他部署や業者との調整。まずは選対内部の調整。インターネット上に掲載するコンテンツは、実際の選挙運動と連動していないと意味がありません。選挙カーの運行スケジュールや演説会の日程の事前把握や当日の急な変更の確認と告知を正確に行うためには、街宣や演説会の担当部署との密なやり取りが必須です。外部業者との調整も重要な仕事です。サーバー管理や広告、動画・写真の編集関連など内容によって違う業者と契約していれば窓口として一元的に対応しなければなりません。

 

3つ目は、候補者の特性に合わせてネット選挙ならではの企画を仕掛けること。リアルとの連動だけでなく、インターネット上だけの政策アンケートやツイッター上の討論会などでアピールするのも面白いでしょう。

 

このようにネット部門の担当者、とりわけその責任者は企画、調整、進行管理など「プロデューサー」的な役割が求められます。基本的な発信内容は候補者本人が空き時間を利用してツイートするように、任せてもいいと思いますが、事前に内容はチェックして“炎上”のリスクを防ぎます。少なくとも誰か1人が公開前にチェックをするだけで、失言などによる炎上のリスクを大きく減らすことができるので、更新フローを確立すると良いでしょう。一つのツイートで誤解を招いただけで100票程度が離れることがあると肝に銘じてください。

 

 

ネットでの情報発信は、日ごろの積み重ねと戦略が重要です。選挙前に慌ててホームページやSNSアカウントを開設しても付け焼刃になってしまい、有権者に“選挙目当て”と見透かされます。動画のアップができるからといって、街頭演説の動画をただ毎日アップしたところで誰も見てはくれないでしょう。大切なのは有権者への広報戦略、有権者とのコミュニケーション戦略をしっかりと立案し、選挙期間中に何をどこまで行うのか、どんな情報を発信するのかについて事前に検討し、スタッフも含めた準備を進めていくことです。

この記事の著者

松田馨
株式会社ダイアログ代表取締役
松田 馨

株式会社ダイアログ代表取締役。選挙プランナーとして100を超える選挙に関わり、「日本最年少プランナー」「ネット選挙に精通した選挙プランナー」としてマスコミに多数取り上げられる。週刊誌等での国政選挙の当落予想記事の執筆など、無党派層の動向分析には定評がある。一般社団法人 日本選挙キャンペーン協会理事・事務局長。日本選挙学会会員。

この記事を書いた人

松田馨

松田 馨
株式会社ダイアログ
代表取締役

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